八代市議会 2020-12-10 令和 2年12月定例会−12月10日-04号
検証委員会の球磨川本流のバックウオーターによるという結論を、うのみにしていることが明らかと思われます。これでは、検証委員会が本当に真実に基づき、科学的な結論を導き出したとは、私はとても思えません。また、知事が環境を守るとされている流水型ダムの効果についても疑問が残ります。 島根県益田川ダムは、日本の流水型ダムの代表例ですが、とても小さいものです。
検証委員会の球磨川本流のバックウオーターによるという結論を、うのみにしていることが明らかと思われます。これでは、検証委員会が本当に真実に基づき、科学的な結論を導き出したとは、私はとても思えません。また、知事が環境を守るとされている流水型ダムの効果についても疑問が残ります。 島根県益田川ダムは、日本の流水型ダムの代表例ですが、とても小さいものです。
特に、台風15号、19号が襲来した関東地域は、低気圧がもたらした豪雨の影響も重なり、河川が増水し、バックウオーターによる堤防越水や決壊による氾濫で甚大な被害をもたらしました。また、被害が拡大し復旧がおくれている要因として、通信網の切断が指摘をされています。
3点目、近年の洪水被害の原因の一つにバックウオーター現象があります。水無川本流のバックウオーター現象はないと思われますが、水無川の氾濫を防ぐ目的で、砥崎の河原より上流に設置された隧道を通った雨水は、古麓川として球磨川本流へ流れ込みます。球磨川本流の流水と流量、スピードによっては、この隧道から流れる雨水はバックウオーター現象を引き起こす可能性があるのではないかと危惧しております。
特に大雨の際、この門が閉じてしまうならば、バックウオーターといいまして、水が、堤防をつくってない部分からあふれ出してくる。また川に流れ込んで、平野部のほうに水が流れ込むという状態があります。だから、非常にこの堤防のかさ上げというのは大事な事業であります。
今回の西日本豪雨災害の中で甚大な被害の出た岡山県倉敷市の真備町、これはバックウオーター現象で、大きくマスコミでも取り上げられました。河川の本流と支流合流地点で大雨の増水により、本流の流れが増して支流がせき止められた形、いわゆるバックフロー状態となり、行き場を失い、弱い堤防から決壊して大洪水となった箇所が幾つもありました。